奈義の日常を味わい、ひとときの思い出づくりができる宿「那岐山荘」
国道53号を鳥取方面に進み、那岐山麓山の駅の標識が見えてきたところを北に曲がると、右手に見えてくる建物、こちらが今回紹介する宿泊施設、那岐山荘です。
ここ那岐山荘は、もともとテニス民宿として開業しました。その後、近くに総合運動公園が出来たことで、テニスだけでなく野球やバスケットボール、サッカーなど、様々なスポーツに取り組める環境が整い、今では合宿利用者も多く泊まりに来ているようです。他にも、家族連れなどの一般利用の宿泊者や、登山客など、様々なお客さんが宿泊する場所となっています。北は北海道、南は九州まで、全国からリピーターのお客さんが来てくれるそう。
中に入ると、壁にはたくさんの写真が。
今まで宿泊した方々の写真を貼っているそうで、たくさんの人たちがここで楽しいひと時を過ごした様子が伝わってきます。
宿泊できる部屋は5部屋。全室和室です。
客室15畳(定員15名)×2室
客室8畳(定員8名)×2室
他にも大人数の団体利用でよく使われている45畳の大部屋があります。
仕切りで2部屋に区切ることも可能だそうで、ご要望に合わせて柔軟に対応しているそうです。
お風呂は全部で3か所あり、大人数でも混雑せず利用しやすくなっています。
小浴場
大浴場
大浴場はとても広々としていて、大人でも10名は入れます。
大浴場脱衣場
シャンプーやトリートメント、ハンドタオルなどのアメニティは完備。
ドライヤーは一つのため、譲り合いながら使います。
歯ブラシやバスタオル、パジャマはあまり数が無いため、ご持参ください。
食堂はこちら。
座敷とテーブルの大きい部屋が2部屋あります。
食事は地元のお母さんたちの手作り料理を味わえます。
朝起きると食堂からお味噌汁の香りがして、まるで実家に帰ってきたような感覚になります。
夕食は、手作りご飯を味わえる他、追加料金で焼肉用の鉄板とガスコンロをレンタルできます。お肉や野菜はご自身で用意してもいいですし、事前予約で奈義ビーフや野菜を別途注文可能です。
こちらは那岐山荘でつくっている鍋の素。
夕食で出しているお店特製の鍋を食べたお客さんから、この鍋を家でも食べたいという声が相次いだため、製品化をはじめました。
味は、まろやかで上品な味噌風味。奈義町内では山の駅や山彩村で買うことができ、近隣の美作市の道の駅や、大阪のアンテナショップでも販売しています。
敷地内にあるキャンプファイヤー場。夏は外で星空を眺めながら焼肉を食べて、みんなでキャンプファイヤーをするのがオススメです。
那岐山荘を営まれている水島さんは、穏やかでとても気さくな方。
宿に帰ると元気に「おかえり!」と言って迎えてくれるので、思わず「ただいま」と返事してしまいます。この宿の魅力を聞いたところ、「ここは気楽にのんびりできるってよく言われるなあ」と一言。仰る通り、僕もチェックアウトぎりぎりまで、ついついのんびりしてしまいました。
高級なホテルや旅館で過ごすひとときももちろん素敵ですが、ここではもう少し日常に近い旅の楽しみ方が発見できそうです。
奈義の日常を味わい、ほんのひととき思い出づくりができる宿、是非足を運んでみてください。
施設情報
那岐山荘
住所:岡山県勝田郡奈義町高円1753-1
TEL:0868-36-8401
宿泊料金:1泊2食付き5,000円(税別)/人
1泊朝食付き4,000円(税別)/人
オプション:焼肉セット+1,500円/人
キャンプファイヤー+5,000円/回
HPはこちら
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