お絵かきできる黒板が目印♪移動販売「たこやきももちゃん」

 

国道53号線を鳥取方面へ。奈義町役場を過ぎて少し行くとすぐに全面がグレーの黒板のおしゃれなトラックが停まっているのが見えてきます。

移動販売のたこやきももちゃんです。

ももちゃんのたこやきは奈義町産の米粉をブレンドしているので、ほんのりお米の甘味がします。

味にこだわり作り置きをせず、その都度生地を作って焼いているのだとか。

手間暇をかけた味が大評判で、イベント出店に引っ張りだこ。奈義スイチ電業社前がベース基地ですが、いろんな場所に出没します。

そんな出店中のある日、メニュー用の黒板に子供がチョークでぐちゃぐちゃに落書きを始めたそう。

好きな様に描いて貰っていた所「もっと大きいのに描きたい!」と子供にリクエストされ、「じゃあいっぱい描けるようにしよう。」と思いついたのが個性的な全面黒板。そんな偶然の出来事が、人と人との出会いを作り、メッセージの発信に繋がっています。

昨年の岡山県南部の豪雨災害時、「自分に出来る事をしよう。」と、ももちゃん号の黒板に「高梁に支援に行っています。」と書いてたこやき100食分を乗せて支援に向かわれました。道の渋滞に、辿りるけるだろうかと心配していたのですが、メッセージに気がついた車が道を譲ってくれて、なんとか被災地に着く事が出来たそう。落書きから始まった黒板の手書きの文字が「少しでも元気になって欲しい。」の気持ちを乗せて、たくさんの人達に伝わった瞬間だったそうです。

移動販売をしている仲間との活動にも力を入れておられ、金曜喫茶と銘打って、津山の銀天街に、毎週金曜日に2台の仲間のフードカーと共に出店しています。水曜日には美作市湯郷にあるフラワーショップキクチ美作前でも、「もうひとつの水曜日」として仲間と出店されています。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

須一さんはプロのドラマーであり世界的なシンバルメーカーのプレイヤーでもいらしゃるそうです。

 

バンドを組んでメジャーで活躍されていたのですが、東日本大震災を経験し、生まれ故郷の奈義町にUターンされました。現在は、ソロとして活動中。「ふるさとを元気にしたい。この気持ちを次の世代にも伝えて行きたい」と奈義町成松にある倉庫で子供達にドラムを教えておられるそう。

もうすぐ1歳になる男の子の父親でもある須一さんの、奈義町の未来を思い、動き出している活動から目が離せないなと感じました。

こちらはたこやきももちゃんの社長のももちゃんです。

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料金(税込)

【定番ソースたこやき】500円

【トッピング】定番ソース+100円(ネギマヨ、あぶりチーズ、キムチ、コーン、ペヤング激辛ソース)

※日によってトッピングの種類が変わります。

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会社名(店舗名):たこやきももちゃん

住所:奈義町豊沢306-8

営業時間:季節によって変動(お問い合わせください)

定休日:不定休(スケジュールはFacebook、Twitter をご覧ください。)

電話番号:080-5236-3074

ナギフトポイント付与条件:店頭に表示しています。

駐車場:有

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※本記事の情報は2019年6月20日時点のものです。

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