大切な車のSOSに応える「オートサービス」
国道53号線を、奈義町役場から西に3kmほど走ると、右手に“自衛隊誘致記念碑”が現れます。そこからさらに、150mほど53号線を進むと差し掛かる、因幡街道との交差点を左折。1.5kmほど直進すると、左手に見えてくる㈱山陽工作所の奥にオートサービスがあります。
広い敷地に駐車場、整備用の作業場、事務所が並んでいます。駐車場には、迫力満点のレッカー車が。取材の日は、クレーン部分を伸ばして天日干しされていました。いざというときのために、日々のメンテナンスが欠かせません。
整備用の作業場には、車のメンテナンス用の工具等が並んでいます。
事務所では、代表の植月さんと愛犬のレン君が出迎えてくださいました。植月さんの作業着は、暗闇での作業中でもよく目立つよう考えられた反射テープのついたもの。いつ呼び出しがかかる分からないSOSに備えて、常に準備万端で備えておられます。
植月さんの傍には、いつもレン君が。寄り添うその姿はまるで、危険な作業も多いご主人様を癒しているかのようでした。とても人懐っこくかわいい表情を見せてくれる愛犬のレン君に、記者もカメラマンもメロメロになりました。
事務所の壁には、たくさん写真の貼られたコルクボードが飾られています。植月さんの子どもさんの写真もあり、子煩悩なパパの一面が垣間見えました。
上町川で生まれた植月さんが、オートサービスを創業されたのは2005年。昔から、おもちゃや家にあった草刈り機を分解することが好きで、「バラしては元に戻せず両親に叱られる子どもだった」と話してくださいました。オートバイや車が好きで、今の職に就かれたのは自然の流れだったのだとか。
オートサービスは、奈義町内で唯一のJAF指定工場。レスキューや鍵のインロック解除等に、一番に駆けつけてくれるのが植月さんです。SOSに応えるため、時には険しい山道等で作業されることも。車の鍵開けは、数分で開錠できることもあれば、特殊な車の場合など何時間もかかることもあるそうです。気の遠くなるような作業を、依頼者のために行ってくださる植月さんの信条は、車の一生、まさに“ゆりかごから墓場まで”トータルでサポートすること。
「困っている人を助けたい。」その思いで日々鍛錬を怠らない植月さんは、今日も車のSOSに応えます。
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店舗名:オートサービス
住所:奈義町上町川194-6
営業時間:9:00~18:00 ※ロードサービスは24時間対応
定休日:不定休
電話番号:0868-36-3712
ナギフトポイント付与条件:店頭にてご確認ください
駐車場:有
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※本記事の情報は2019年1月20日時点のものです。
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