店主と奥さまのおもてなしの心から生まれた「そばカフェ木楽」

国道53号線を奈義町役場から車で3分ほど鳥取方面へ進むと、高円交差点に差し掛かります。交差点を右折し、500mほど進むと新池のほとりに見えてくるのが、お洒落なお蕎麦屋さん「そばカフェ木楽」。高円交差点に看板も出ているので目印にしてください。

店主の草苅さんは奈義町出身。勝山や津山で家具作りの修行を積まれ、デザインの専門学校に入るため大阪へ。その後、店舗家具の製作会社で働いておられました。28歳の時に地元に戻られ、家具職人として独立。実家の近くに工房を構え家具作りに専念されます。今から20年ほど前、新池の風景に魅了され「毎日この景色を見て仕事がしたい!」との思いから現在の場所へ工房を移転されました。

当時は、家具の展示をしていた工房まで遠路はるばる来てくださったお客さまに、奥さまがお茶やお菓子をふるまっていました。喜んで食べてくださるお客さまの姿を見て「食事も楽しんでほしい」と思われた草苅さん。ご自身が蕎麦好きだったこともあり、自ら蕎麦を打ち始めたことが「そばカフェ木楽」の起源です。
2011年、工房の隣に現在の店舗であるギャラリーをオープンし、その半年後、本格的にそばカフェとしての営業をスタートされました。

お店の中はお洒落な雰囲気。

2階席は靴を脱いで上がれるスペースになっているので、子連れでもゆっくりと過ごせます。

食事スペース横のギャラリーでは、県内外の作家さんたちのハンドメイド作品が展示販売されているので食事の前後に楽しむことも。

現在、お店のスタッフは12名。すべて女性で、そのうちの半数以上が子育て中のお母さんたちです。「子育てをしているお母さんをサポートしたい」という草苅さんの思いから、少ない時間からでも働けるような体制を整えられています。

お店の外にある「そばガーデンKIRAKU」では、テイクアウトできるそばソフトクリームやドリンク、地元の牛乳やクッキー、そばプリンを販売されています。また、日々奈義町ならではのお土産開発も行われているのだそう。

蕎麦づくりに並々ならぬこだわりを持っておられる草苅さん。土日祝日の来客が多い日は夜中の2時に起きて蕎麦を打ち始めるそうです。
「苦にはならない。町内外のお客さまが食べに来てくれていると思うと頑張れる」と話してくださり、お客さまに喜んでほしいという思いが伝わってきました。

こだわりの絶品お蕎麦を食べに、皆さまもぜひお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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料金(税込)
【木楽セット:平日限定】2,160円
【熟成ざるそばセット】1,410円
【なぎビーフステーキ丼】1,620円
※売り切れ次第終了
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店舗名:そばカフェ木楽
住所:奈義町高円1962-1
営業時間:11:00~16:00 ※ランチは無くなり次第終了
定休日:月曜日、火曜日 ※祝日の場合は営業
電話番号:0868-36-5850
ナギフトポイント付与条件:[そばセット各種/ステーキ丼]1ポイント、[木楽セット]2ポイント
駐車場:有
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※本記事の情報は2018年12月20日時点のものです。
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